今朝、たまたま起きてツイ観たら、TLに長年アラーキーの写真のモデルやってた人がアラーキーを告発した文面が流れてきた。
その文章が丸々載ってるブログもあるんだけど、無断転載はできないので悪しからず。。。
ただ、粗方の内容が載ってる記事をみつけたのでそれ載せとく。
あたし昔から、アラーキーの写真は好きだった。
てか、好きな写真もある。
でも、嫌いな写真もある。
んで、アラーキーの写真の撮り方ってのも、なんとなく聞いてて知ってた。
あたしも若い頃、アマチュアの写真のモデルやってたからわかる。
たいていあぁいう人たちって。。。っていうか要は、日本人の写真家って意味だけど、
多くの日本人の写真家は、モデルに許可や同意などを求めず、自分の撮りたいまま進めてしまう。
んで、それがこの業界の普通、常識なんだろうと、なんとなく被写体側も思ってしまい、あまり疑問を持ったりせず、拒絶してはいけないような雰囲気にのみ込まれてしまう。
で、気付くと自分があられもないかっこうやポーズをとらされ撮られ、
それを公衆の面前に晒されたりして、
それでも、「俺のミューズ」とか呼ばれると、
なんとなく仕方がないような、最低限の見返りを与えられたような気分になって、
例えば異議申し立てるとか訴えるとか、そーいう事ができなくなる。
長く被写体をやっていればやっているほど、その立場から抜け出せなくなる。
だから、彼女が言いたい事が、よくわかる。
少なくとも、
あの当時持った違和感、
でもそれを言葉にできなかった、忖度して言わなかった、
そーいう自分にずーーーっとモヤッとした気持ちを持ち続けてきたと、最近知った。
こーいった事もそうだし、サブカルに対する感覚もそう。
なんだかこぅ。。。無理矢理理解しようとすると、自分の何かが壊れてく。
でも、壊れてくのを気付かないフリしていれば、
ミューズと呼ばれたり、男への理解が深いいい女と思われて大事にされるかも?
。。。否!
そんな事は結局1つもないんだ。
いくら名誉男性になろうと、女は所詮、男に消費される。
あたしが20代前半の頃、
アラーキーが札幌の某テナントビルのイベントに来て講義みたいな事をやった。
当時あたしはそのビルのテナントで働いていて、でも仕事中だったから観に行けなかったんだけど、
当時の彼氏(元ダンナ)とかその当時の写真仲間数人がその講義を聴きに行って。
んでその時、Mちゃんて女の子がいて。。。確かまだ高校卒業したばっかくらいの。
美術系の専門学校行ってるような子だったかと思うんだけど、
その子がアラーキーから見染められ、モデルにならないかって言われて速攻東京に行っちゃった。
その後しばらくして、アラーキーの、彼女がメインの写真集まで出たんだけど、
写真集の中身を観て、複雑な想いに駆られたことを今でも憶えてる。
Mちゃんは、こーいう事をするために、わざわざ東京に行ったのか?
学校まで辞めて。。。
んで、なんとなくだけど、
きっといつか、彼女は後悔するだろうなって思ったんだ。
それはあたしが、
写真の被写体としておんなじように、
当時アマチュアカメラマンだった彼から扱われていたから。
自分でもいつか後悔するだろうって。。。てかホントは既に後悔し始めていたんだけど、それを認めたくなかったんだと思う、今思うと。
自分の本音を、
自分の心の声を、きちんと聴き取ることってホント大切なんだけど、
若い時ってなかなかそれができない。
っていうか、最近思うのはやっぱ、
日本の教育が、子どもたちや若者たちにそうさせないようにしているんだよ。
だから日本人て、世界の中でも考え方が幼稚な者が多いんだと思う。
フランスでは、小学生が哲学をする。
アメリカだって、中高生ディベートを学ぶ。
すべてにおいて、日本は教育が立ち遅れている。
だから、こーいった問題が実は山積しているのに、それに無理矢理蓋をしている。
でももぅきっと、その蓋も閉めたままではいられなくなると思うよ。
蓋の縁からドロドロと、中身が漏れ出してきてるじゃん。
あたし、最初予約録画しようとセットしたんだけど、
途中で思い直して予約を解除したんだよね。。。なんかやっぱ観たくないって思って。
てかきっと、
あたしが予測できちゃうような内容だろうと思ったからさ。
きっと、
ゲストの満島ひかりにアラーキーをべた褒めさせたりして、めっさ尊敬してるとか言わせて、爺さんの機嫌とるんだろうなぁ。。。とか思ったし。
観た人の感想をTLで読んだが、案の定って感じだったので、あたしの勘は冴えてたって思ってさw
アラーキーの写真はさぁ、
亡くなった妻の陽子さんを撮ってたものを越える作品は無い。。。だからもう何十年もの間、無いんだよ。
何でかって、
そこには互いの愛が介在していたからだ。
でも、陽子さんが亡くなって、
ずーーーっと陽子さんの代わりを、陽子さんを撮ってる時のような気持ちを代わりに与えてくれる被写体を探し続けてきたんだろう。
でもやっぱ、そんな人はみつけられなかっただろう。
それを他者に無理強いしたがために、こんなことになったんじゃないかね?
ぜんぜん褒められたもんじゃないし、庇う余地もないね。
アラーキーに、「天才」って冠つけたりしてるけどさ、
一体誰が彼を天才にしたの?
一体誰が彼を天才ってホントに思っているの?
少なくともあたしは、彼を天才だとは思った事は無い。
彼より天才と呼べる写真家は何人もいる。
いつかはこーいう事になるかもって。。。
でもそこまでくるまでに、何十人、何百人もきっと、泣き寝入りしてきたと思う。
もういい加減、
芸術のためなら何でもありとか、やめようよ。。。そーいう理不尽。
ダメなものはダメなんだよ。
もちろん、芸術だけじゃなくさ。
色々あるよね?
この世に蔓延るすべての、セクハラ・パワハラ等々、あらゆるハラスメントに対して、
いい加減きちんと 「NO!」って言おう。
前のブログの時もそうだったんだけど、
多分、このブログを海外住みの人が見てくれてるっぽい?w
是非、今の日本がクソだっていう現状を、
あなたか今住んでる国の人たちに伝えてもらいたい。
「こんな国でマジオリンピックやる気??」って、問いかけてもらいたい。