ちょい長くなるけど。。。

 

 

 

 

 

 

 

先ほど掲載した記事の内容でだいたいわかりましたでしょうか?

 

こないだからちょいちょい、ココに書こうか書くまいかとモヤっていた件。。。

 

 

 

あの、小山田圭吾って人は、

 

80年代後半位から90年代にかけての日本の音楽シーンでわりと人気あった人。

 

とはいえ、よくTVに出たりするようなアイドルとかポップス系の歌手ではなくって、

所謂『渋谷系』と呼ばれる属性のミュージシャンだったわけ。

 

 

んで。。。

 

 

っていうか、あたしぶっちゃけその時代、日本の音楽殆ど聴いてなかったからあんまり詳しくないんだけどさ。

 

でも、『フリッパーズギター』は知ってたし、彼らが人気あるって事も知ってたし、

 

何て言うの?要するに渋谷系とかそっち系の、TVとかでチヤホヤされるチャラい感じのミュージシャンとは一線を画してるぜ~~的な?w

 

そーいう括りのミュージシャンが、ある意味サブカル界隈からもて囃されてきたわけ。

 

ちょいアングラ、でもオシャレでちょいインテリ系で。。。的な。

 

フリッパーズの小山田の相方の小沢健二オザケン)は東大卒でさぁ、

 

当時(ってか今もほとんどいないけど)東大卒でミュージシャンやるヤツなんていなかったからさぁ、そりゃチヤホヤされるわな。

 

 

しかも、オザケンも小山田も由緒正しきお家柄?の子孫だからさぁ、

 

恐らく幼少期から何ら苦労せずにサクセスストーリーを歩んできたんだろうなぁ。。。って、当時のあたしは思ってて。

 

「ボンボンがロックなんてできんのかよ?w」くらいに思ってた。

 

 

 

元々その頃の日本の音楽に興味無かったし、実際フリッパーズギターの音楽聴いてもちっともイイと思えなかったから、

 

必然的に彼らのあれこれに触れる機会もなく。。。それに、

 

例の問題になった記事を載せてるロキノンジャパンとか、もう1つのクイックジャパンって方も読んでいなかったんだよね、興味ないから。

 

ロキノンは、ジャパンじゃなくって洋楽の方を読んでたね。自分の好きなミュージシャンが取り上げられた時だけね。

 

洋楽の方だったけど、あのロキノンが醸し出す独特な雰囲気は洋楽の方からも十分伝わってはきていたよ。

 

今は編集長変わったのかもしれないけど、当時の渋谷陽一氏が編集長してた時代の。

 

恐らくジャパンの方も、あんな感じか、それかもっと稚拙だったんじゃない?

 

だって、94年とかにあの例の小山田の記事を堂々と、何の臆面もなく掲載した音楽雑誌だからねぇ。。。

 

しかも、あの記事を書いたライターが現編集長やってんだからね、

 

「なるほどねぇ。。。わかる」って、今なら思う。

 

 

 

 

 

 

 

でもさぁ、

 

97年~99年までNY行ってて、帰ってきてから色々あって離婚したりしてさ。

 

こないだココにも書いたけど、その時自分の大革命をしなくちゃいけなかったってのもあって、色々と日常生活から変えていく内に、J-POPも聴くようになって、

 

それからロキノンジャパンを読むようになってさ。

 

記事の内容とか文章の特質とかが、やっぱこぅ、サブカル魂に刺さるわけよ。

 

だからその頃は、けっこうロキノンジャパン買って読んでたね。

 

もちろんその頃、フリッパーズはずいぶん前に解散していたし、

 

オザケンも小山田も相変わらずまるで興味なかったから知らんけど。

 

 

 

あのロキノンの。。。何とも言えないサブカル臭というか何というか。

 

当時はあの雰囲気がかっこいいと思っていたし、オシャレで他のチャラい音楽聴いてるヤツらが読む雑誌より抜きん出ててるって思ってたんだよな。

 

今考えると、そーいう意味の分からん差別化というか、優生思想的なのってめたくそ気色悪いんだけどね。。。

 

厨二病通り越して、ある種カルトじみていたよね。

 

 

 

 

 

んで、

 

例のあの94年にロキノンに掲載された記事っていうのって、ツイッター始めて数年経った頃に偶然知ったんだよね、TLに流れてきて。

 

多分。。。3.11以降だったかと記憶しているからまだ10年は経過していないと思う。

 

すんげぇビックリというか、ショックだったねぇ。

 

いや、それまでもずっと小山田はいけ好かないヤツだと思っていたし、音楽もさして好きじゃなかったけど、

 

まさかあんな悪行三昧だったのに、しかもそれを自慢というか武勇伝みたいに語っているだなんてさ。。。

 

確か、東京で仕事してる時で、電車に乗ってた時に見たんだよな。

 

驚愕し過ぎて、どこの駅で降りるとか忘れちゃって、一瞬パニックになった。

 

 

 

そんですぐに思ったんだよ。

 

彼って音楽でけっこう認められてて、例えばYMO(特に坂本龍一とか)とコラボしたりさぁ、キワモノ的な活動してて一目置かれる存在だったんだけどさ。

 

 

「え、こんなヤツに何で未だに音楽やらせてんの?何みんなチヤホヤ認めちゃったりしてんの??人を拷問したんだよ?傷害事件だよ?下手したら相手死んでたかもしれないような事したんだよ??何であいつ、こんなに伸び伸びと音楽やって生きてんの??」

 

ってめっさ脳内グルグルしてさ。

 

 

「いやいや、相手は未だにずっと苦しんでるかもしれないのにだよ?何でこんな図々しく顔出して、やってきた犯罪歴を誇らしげに語らせんの?何?この雑誌、こんな記事載せてんの?犯罪の告白聞いといて、なんで通報しないの??てか何で一緒になって笑ってんの??」

 

 

 

 

 

ぶっちゃけ、

 

あの記事の事をツイッターで読んだ時から、サブカル全体に対する違和感ってのが湧いてきたと思うよ。

 

あの、キワモノ的な存在をみんなで持ち上げて神みたいに扱って、そいつのいう事ややる事に少しも疑問を抱いたり反論をしてはいけないみたいな空気。

 

ロキノンだけじゃない。音楽業界だけじゃない。他の業界だっておんなじだ。

 

例えば女性を客体化したり、物のように扱ってとにかく卑猥な目線で見る事が当然であり、女性もそれを望んでいると勝手に決めつけてそのような言動をしたり。

 

【腐れサブカル女】と自分を揶揄して書いたのは、一時にせよ自分はそのような界隈に親和性を持って積極的に関わってきたし、

 

もっと掘り下げると、自分がサブカルに精通する事でサブカル界隈の男性たちから認められたかったからだ。

 

自分がある分野に、女性ではあるがかなり精通していて、それを認められたいがためにサブカル界隈の男性たちに媚びていたんだ。

 

そうする事で、自分が彼らから客体化した存在として扱われてしまう事も知っていたけど、いたしかたないとすら思っていた。

 

 

 

でもホントは、心の奥底では抵抗感が拭えなかったんだよね、やっぱ。

 

 

なんで女だというだけで、こんな扱いをされたり、あいつらとおんなじ位知識もあるのに下に見られなきゃならんのかとか、

 

そもそもそんな空気を何であの男どもが勝手に作って、うちら女はそこに属したいがために、認められたいがためにあいつらの靴を舐めなければならないのか。。。?

 

 

 

その辺りからフェミニズムを知って、色々調べたりするようになって、

 

そしたら日に日に自分の腐れサブカル女具合に耐えられなくなっていった。

 

 

前にココで脱サブカル宣言みたいな事書いたかと思うんだけど、そこまで来るにはこういった色んな出来事とそれに対しての思考の積み重ねがあるからです。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

んで、

 

ここからまた、小山田圭吾の話になりますが。

 

例のあの記事の件について、これまで何度となくネット上では非難が殺到してきたんだけど、結局公に問題視される事はなく、結局ここへきてようやく暴露された感じ。

 

だから、この件を前から知ってた者たちは、オリパラの監修側が何でちゃんと小山田の経歴を調べていないのかっていう、疑問が湧いたよね。

 

いい部分だけじゃなく、悪い側面が無いかって事くらい、普通調査するだろ?オリパラ公式音楽担当すんのにさ。

 

その辺がもしスルーされてるなら、何か裏の人脈でもあるんじゃね?とかってみんな勘繰り出すしね。。。どこと癒着してんだ??って事になるよね。

 

 

 

それにね、一番許せないって思っているのは、

 

数年前にネット上で例の件が問題視された時、あいつツイッターでお詫びとか言ってなんかちょこっと書いたんだけど、その時、

 

『この場を借りて被害者の方にお詫びします(笑)』って書いたんだよ。

 

なんだよ、(笑)って。。。

 

 

 

んで、その後も特にきちんとした謝罪を被害者とそのご家族に直接する事もなく今回の事があるまでずっと何事もなかったかのように、音楽活動してきたんだよね。

 

んで、また今回批判されてあの謝罪文だけどさ、

 

ぶっちゃけ、今回のこの批判が大きくならなければ、オリパラに支障が起きないようだったら謝罪しなかったって事だろ?

 

謝罪文の文章だって、ちゃんと読めば誰に向けて詫びてるのかは一目瞭然で、オリパラ関係者やら友人知人、音楽仲間に詫びてるんであって、

今もきっと苦しんでいるであろう被害者やそのご家族、今回のこの件を目の当たりにして自分の経験がフラッシュバックしたかもしれない、虐めの他の被害者たち、サバイバーたちに対して、自分が一体どのような事をして誰にどんな苦痛を与え、どんな傷を負わせ、どのように反省して謝罪したいというような具体的な言葉は一切ないから。

 

 

 

これはもぅ、反省してるしてない、以前の問題であって、

 

そもそもやってきた事が犯罪だからな。犯罪者がオリパラで英雄になるつもりか?

 

パラリンピックの音楽担当?障がい者に拷問してきたクセに??

 

ふざけるのも大概にしろ。

 

お前には既にもう終わった事、青春の1ページで忘れてしまったのかもしれないが、被害者にとっては一生消えない心身の傷となっているに違いないんだぞ。

 

よくもそんなんで今までのうのうと、何の罪悪感もなく堂々と公の場に出て、やれ音楽だ、やれ芸術だってかっこつけて生きてこれたよなぁ。。。サイコパスだろ、お前。

 

鬼畜だろ、お前。

 

 

 

 

 

 

そういった事で今回、多くの人たちが怒りを表明しているんです。

 

 

「ある意味、既に腐れ切ったこのオリパラに逆に相応しいんじゃないか」

 

って意見もありますけどね。。。そういった皮肉で、被害者たちの心を癒す事なんて到底できないんで。。。気の利いた事ゆーたったみたいな事、やめましょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小山田はあたしとタメだ。

 

学年でゆーたらモロ同級生だ。

 

「あの時代はこうだったから」とか、「若かりし頃の過ちを今頃ほじくり返して云々」とかって、小山田を擁護するやつらは大抵が同世代の男どもだ。

 

 

お前らもマジ、小山田と一緒にまとめて淘汰されてくれないか。。。w