金曜日の午前中、
2時間ほどコンサルの人から講習を受けたんだが。
講習の名称や内容を書くと身バレする可能性があるので書かないが、
某国に商品やサービスを提供するに当たり、
クリアしなければならないたくさんの項目があり、
その項目をクリアして資格を得るためにどのような対応をすべきか。。。
的な講習。
コンサルの人は、自身もその資格を取得した企業の担当者で、
これまでにもたくさんの日本企業にこういった講習をしてきたようなんだが。
2時間あった講習の内の初めの30分ほど、
その人が言ってる事にちょいちょい違和感があった。
何故、この資格が必要なのかを説明する際、
やたらその人は“日本アゲ”、“日本人アゲ”をする場面があって。
やれ、
「日本は道端にゴミなんか落ちていないけど某国は汚い」
だとか。
“え、そうか?
ゴミ落ちてるし、くっそ泥酔した酔っぱらいのゲロならその辺にいくらでも散乱してるが?” (← あたしの心の声)
「日本人は元々“性善説“ で物事を判断するけど、
某国では“性悪説“ が主流だから、
日本人には馴染みがなくて大変だけど、
こういった考え方を覚える必要がある」
的な。
その話し方が、
いかにも性善説が正しくて性悪説は納得いかないけど仕方がない。。。
みたいなニュアンスだったんだよな。
あたし、
“は?
何言ってんの?
性善説でアタマん中がお花畑だから簡単に騙されるんだろ。
最悪の場面を予想してそれを踏まえながら準備しておく方が合理的だしアタマいいだろが。”
ってけっこう呆れてて、
こんな話2時間も聞かせられるなんて地獄だなぁ。。。
って思ってたんだが、
その前置きの話が終わり、内容自体はすごく興味深いものだった。
さすが某国の規定に沿った資格内容。。。めっさ細かくて抜け目ない。
それを聞いているのがめっさ面白かった。
あたしが大好きなBAUの捜査方法みたいなやり方で監査されるみたいだと知り、
ちょい興奮したw
んで、だんだんわかってきた。
なんであのコンサルの人が、
わざわざあんなバカみたいな前置きを説明したのか。
そうしないと日本人にはホントに理解できないからだ。
ともすれば理不尽な監査をされていると勘違いする日本人が多く出てきそうだからだ。
問題や間違い、過失が発覚しても、
最後には情に訴えたり、精神論唱えたらなんとかなると思ってる多くの日本人に、
『そんなものは通用しない。
“日本の常識は世界の非常識” だ』と、
実はこのコンサルの人は言いたかったんだろうなぁ。。。って理解したら、
コンサルの仕事って大変だなぁ。。。
って妙に同情というか、
心中お察し。。。ってなったw