昨日の続きを書きましょうかね。。。
いちご食いながら。。。🍓
では、시작 !!!👻
B美とあたしは、A子から借りた部屋着をリビングで着替えた(怖いから)。
その後は暫く、ビクビクしながらもお喋りに興じて、
その間、特にラップ音もなくポルターガイスト現象もなかったからちょっと気を抜いてしまっていた。
朝風呂派のB美以外はシャワーを浴びる事にして、A子が先にシャワーを浴びた。
A子にヘンな事はなかったか聞いたら大丈夫だったっていうから安心して?。。。いや、
念のためちゃんと確認してみる事にした。
バスルームに行き、明かりをつけて周囲を見回してみると、
あった。。。。。。。。。。。。
「うわぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!」
思わず声のボリュームなんて気にせず大絶叫してしまった。
シャワーヘッドがかけてあるホルダーと天井の間の壁に、ガッツリ人の手型がついていたからだ🤚
黒っぽいような、赤っぽいような、茶色??。。。とにかく不気味な色の手型。
まさか、きれい好きのA子がこんな事をするはずもない。
あたしの絶叫を聞きつけてA子とB美が駆けつけてきたから、手型を指さしてガタガタ震えていると、
A子が表情ひとつ変えずその手型のそばに寄って行って、その手型をちょっと触った。
「えぇぇぇぇっっ!!やめなってA子!呪われるかもーーーーーーっっっ!!!」ってB美と大騒ぎしたんだけど、
A子は至って冷静。。。その指についたものの感触を確かめるように、親指と人差し指を動かしていたかと思いきや、
「くっそっ!ナメやがって。。。」
ってA子が舌打ちしてから言った。
「多分コレ、砂か土だな。。。血ならイイさ、流せば終わる。でも砂や土って流しても粒が排水管に溜まる。。。
排水管の詰まりの原因になるし、掃除だって大変なんだよ。。。
くっそ、あいつ、怖がる客が来てるからって調子に乗りやがって。。。」
A子の顔をチラッと覗くと、今までに見た事ないような鬼の形相をしていた。。。いや、
鬼っていうより般若の面のような形相だった。
その様子を見て、
“あぁ、恐ろしいのは案外幽霊よりもA子かもしれない。。。”って、ちょっと脳裏を過った。
震え上がるB美とあたしをバスルームに残し、
A子はドカドカと大きな足音をたてて例の小部屋に入っていった。
何やらドカドカと大きな音が何回も聞こえて。。。どうやらA子はクローゼットのドアを蹴り倒していたようだ。
そして間髪入れずA子の低い声が聞こえてきた。。。
「おいコラ!てめぇ調子に乗ってんじゃねぇぞ!誰があんな風に汚してイイって言った?
いたずらと嫌がらせの区別もつかねぇのか、てめぇ!
タダで住まわせてもらってる分際でマナー無視かよ!マジ除霊すっぞゴルァッ!!」
バスルームから一連の様子を聞いていたB美とあたしは、すっかり震え上がった。。。A子に。
あたし:「え、怒ってる?。。。幽霊に??」
B美:「え、大丈夫なの?幽霊も反省ってしてくれるの??」
あたし:「え、あんなに言っちゃって、逆に呪われたりしない??」
B美:「え、てかA子ってあんな感じだったっけ?。。。え、A子のイメージ崩れたんですけどぉぉ。。。」
2人で床にペタンと座り込んでコソコソ喋っていたらA子が部屋から出てきた。
「ごめんね。。。多分、普段あたしがぜんぜん怖がらない分、あんたたちが反応良く怖がってくれるから、
アレもちょっと図に乗っちゃったんじゃない?
でもさぁ、共同生活のルールってものを今しっかり伝えておいたから、多分もぅ大丈夫。」
B美&あたし:「あ、あぁ、そうなんだ。。。ありがとう。。。」
すっかり場の空気がヘンになっちゃた時にA子が、
「なんかさぁ、仕切り直しに外で飲まない?」って提案され、その方がイイよねって事でサクっと準備した。
出かける時にA子が、例の小部屋のドアに向かって叫んだ。
「うちらが帰ってくるまでに、ちゃんとキレイに掃除しときなよ。
あたしのお客さんを怖がらせたり、汚れたものを使わせたりしないで!わかった?!」
小部屋からは声や音、何も聞こえなかったけど、
何となくションボリしているような空気を感じたのは気のせいだろうか。。。?
(続く)
はい、今日はここまで。
何と、A子ちゃんは幽霊より強いって事が判明したんですねw
ここから先、もっとオモロくなっていくんでご期待くださいww
では、
21時からのタリョラに備えますので。。。👋💜