好きな言葉がある。
それをあなたにも教えてあげるね。
「私は、
人間に敗北しても、
人間としての敗北だけはしたくない」
日本の作家、安部公房の言葉。
正確には、
「僕は」から始まるんだけどな。。。
挫けそうになった時、
悔しさとか、憎悪とか、
怒りが制御できず一線を越えたい衝動に駆られた時、
この言葉を思い出して耐え、堪える。
人間としての敗北とは即ち、
自分自身に敗北するという事だ。
何を大切にするのか。
何を誇りとするのか。
自分の人間性を信じ、大切にする事が、
人間としての敗北から逃れる唯一の方法だと思う。
そしてそれが、
人間として、
他者と自分の尊厳を守る方法だと思う。